投資における意思決定をする時には、自分で決めたルールに従い機械的に判断をすることが理想に思う。その方が、都度、判断を行うやり方よりも「意思決定のやり方自体を継続的に改善する」というダブルループ学習を回しやすいからだ。このやり方だと、長期的なリターンの総量も大きくできそうだ、
ルールに従って意思決定をする時と、意思決定の根拠となるルール自体を見直すタイミングを分離させることで、より冷静にファクトベースで意思決定することもやりやすくなる。渦中の鉄火場にいるときに意思決定の仕方自体をメタ認知することは難しいと考えるからだ。それよりは、落ち着いた心理状況で心身のパフォーマンスが良いときにルール自体をじっくり見直す方が成功確率は高いだろう。
現状、自分は明文化された投資のルールのようなものを持っていないが、今後はこの考え方に従いルールを運用していきたい。
参考 :
書籍『意思決定の科学』P62、プログラム化しうる意思決定
結論から書くと「自分の中でルールを明文化し、それを徹底してる人間」は成功した。
— 増岡宏哉 (@masuw0ka) 2024年7月14日
ルールを定義しなかった者、ルールを作ったもののいつしか忘れてしまった者は消えていった。
これから書くのは10代後半から20代前半の人たち向けの文章なので、30代の人たちは耳が痛い話かも。