仮想通貨におけるレイヤー2ネットワークとは、ブロックチェーンのスケーリング問題を解決するために作られた、メインのブロックチェーン(レイヤー1)の上に構築される、追加層である。
代表的なレイヤー2ネットワークとしては、Ethereumを拡張したOptimism、BTCを拡張したライトニングネットワークなどが存在する。
レイヤー1とレイヤー2の定義
レイヤー1とは、ブロックチェーン本体のことを言う。レイヤー2とは、レイヤー1の上に構築されるセカンダリブロックチェーンを指す。
仮想通貨の送金・受け取り時の留意点
基本的に、仮想通貨の送金・受け取りは同一でネットワーク下でしかできない。そして、このルールはレイヤー2ネットワークにも当てはまる。
例えば、WLDは2024年3月現在、Ethereumを拡張したOptimismというL2ネットワークで動作しているため、Optimismネットワークに参加していない取引所やプライベートウォレットには送ることができない。